練習中におしゃべり・アピールが多い子への理解と対応
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バスケ体づくり研究所【Hoop Days】
小学生の高学年、特に高身長の子どもは「からだのバランスが取りにくくなる時期」に入っています。
これは決して“運動神経が悪い”わけではなく、成長のスピードにからだの神経系が追いついていないためです。
結果として、
- 関節の動きがぎこちなくなる
- ステップやジャンプ時に遅れが出る
- 転びやすくなる
つまり、「体の位置を感じるセンサー」がズレてしまい、
ジャンプ・ストップ・ターンなどでバランスを崩しやすくなるのです。
多くの保護者が言う「体幹が弱い」というのは、
実際には “体を支える神経と筋肉の協調性が低い” という意味に近いです。
特に成長期は以下の筋群がバランスを崩しやすい
これらは姿勢の安定や動作のブレを防ぐ重要な筋肉ですが、
急激な骨の成長で一時的に働きが弱くなります。
例:片足立ちキャッチボール、バランスクッション上でボールタッチ
🔹効果:
固有受容感覚を再教育し、神経系の再調整を促す。
→ 神経可塑性(Neuroplasticity)により、重心制御が向上。
例:バンドウォーク、チューブスクワット、クロスバンドローテーション
🔹効果:
軽い抵抗負荷で神経筋協調(Neuromuscular Coordination)を改善。
重心が高い子でも姿勢をコントロールしやすくなる。
例:低い台からジャンプ→両足着地/片足着地
🔹効果:
伸張反射(Stretch Reflex)と姿勢制御反応(Postural Control)のトレーニング。
神経が正確に筋肉を動かす力を取り戻します。
| 観点 | 成長期の高身長児に起きる変化 | 対応策 |
|---|---|---|
| 骨・筋肉 | 骨の成長が先行して筋肉が追いつかない | 柔軟性・軽負荷運動 |
| 神経系 | 固有受容感覚が鈍る | バランス・体幹刺激 |
| 姿勢・体幹 | 重心が高く不安定 | チューブ・体幹トレ |
| 心理面 | 「できない自分」に落ち込みやすい | 努力を認める声かけ |
成長期の“ぎこちなさ”は、一時的な神経の再調整期間。
焦らず、軽い運動と神経刺激を積み重ねることで、
やがて身体のコントロール力が飛躍的に高まります。
